先日掲載された食肉通信さんの記事の中で紹介された焼き豚コロッケ(秘伝のタレ味)について説明します。
真っ先に思い浮かぶのは、焼き豚コロッケってなんやねん? だと思います。
まずは、焼き豚コロッケを作ったきっかけからお話しします。
昨年の4月から高速道路のサービスエリア(西宮名塩インターのぼり)で秘伝のタレ焼き豚・八鹿豚の旨塩焼き豚の2種類の焼き豚の販売がスタートしました。
GWにかけて順調に売り上げていたのですが、もっと売れるようになるにはどうしたらいいのか?
地元での知名度はある程度あるものの、サービスエリアを利用する方への知名度は圧倒的に低いことは分かったいます。
味もわからない商品に1000円以上支払うのは勇気がいるものです。
そこで思いついたのはコロッケにしたらどうなんだろう?でした。
焼き豚をたっぷり入れて作れば焼き豚の味もわかってもらえるはず。
自社調べですが、焼き豚コロッケを販売しているのは東京に1軒あっただけで日本で2番目、関西では初商品です(笑)
全国にはご当地コロッケを含めブランド牛などを使用した〇〇コロッケというのが何百種類とあります。
色々と調べた結果〇〇コロッケと商品名を名乗れるのは○○の含有量が全体の8%以上入っていれば大丈夫ということも分かりました。
○○入りコロッケだともっと少ないみたいです。
そして、ほとんどのコロッケが8%~10%、多いもので12%くらいらしいです。
しかし、どうせ作るなら差別化できる圧倒的な商品を作らないと意味がないと思っていたので、山喜の焼き豚コロッケは含有量を20%に設定したコロッケにしました。
イメージは、どこを食べても(どこから食べても)絶対に焼き豚が口に入る感じです。
何度も試食を繰り返しながら、コロッケでありながらコロッケじゃない、焼き豚の味もするし焼き豚がたっぷり入っているけど焼き豚じゃない。
そんなイメージ通りの商品が、2024年10月にやっと完成しました。
【瞬冷美味】(冷凍)焼き豚コロッケ-5個入り – 肉の山喜 「自家製つるし焼き豚」 オンラインショップ (shop-pro.jp)
ネット販売にあたり、クリアしたい課題がありました。
それは、ご家庭で食べてもお店で揚げた味を再現できないか?でした。
店内ではラード100%の油で揚げますが、ご家庭では不可能ですのでやっぱり味が違います。
そして、最近はご家庭で揚げ物をされる方も減ってきています。
この両方を解決できる手段が当店にはあるのです。
3Dフリーザーの仕組・特長|3Dフリーザー / 3Dチラー&フリーザーのご紹介|株式会社コガサン (koga-sangyo.com)
とんでもなく高額な機械でしたが、これからの時代には絶対に必要と思い令和2年に国の補助金を利用して導入しました。
店内で揚げたコロッケを3Dフリーザーで急速冷凍し、冷凍でご家庭にお届けできるのです。
ご家庭に届いたら、冷凍のまま電子レンジで温めなおすだけでお店で揚げた揚げたての味を限りなく再現できる画期的なコロッケです。
食べたくなった方は是非一度ご賞味ください。
【瞬冷美味】(冷凍)焼き豚コロッケ-5個入り – 肉の山喜 「自家製つるし焼き豚」 オンラインショップ (shop-pro.jp)
コメント